外構ブロックの費用相場と選び方 ブロック塀の安全基準と土留め工事の費用 | 外構工事・エクステリアは名古屋エクステリア

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外構ブロックの費用相場と選び方 ブロック塀の安全基準と土留め工事の費用

2026.10.31

外構工事の打ち合わせで「境界にブロックを積みましょう」「高低差があるので土留めが必要です」と言われ、どのくらいの費用がかかるのか、本当に必要なのか迷っている方は多いのではないでしょうか。古いブロック塀がある家では、「地震のときに倒れないか心配」という声もよく聞かれます。

この記事では、外構で使うブロックの種類と役割、ブロック塀と土留め工事の費用相場、ブロック塀の安全基準、名古屋市のブロック塀等撤去費助成までを分かりやすく解説します。名古屋・愛知で外構のブロック工事を検討している方は参考にしてください。

道路沿いに化粧ブロックを2段積み、その上にアルミの目隠しフェンスを設置した戸建て住宅の外構

外構のブロック工事は「用途に合った構造」と「費用の目安」を押さえるのが先決

結論からお伝えすると、外構のブロック工事の費用は、ブロック塀なら1mあたり1万〜3万円程度、土留めなら高さ80cm程度で1mあたり4万円〜が目安です。ただし、同じ「ブロック」でも、境界を示すだけなのか、塀として高く積むのか、土を支える土留めにするのかで、必要な構造も費用も大きく変わります。

ブロックは安く丈夫な外構材ですが、積み方を間違えると地震で倒れたり、土の重さで傾いたりする原因になります。費用だけで判断せず、用途に合った構造になっているかを確認することが、後悔しないための一番のポイントです。

ブロック工事の費用が変わる主なポイント

ブロック工事の費用は、おもに次の条件で変わります。

  • 積む高さ(段数)と長さ
  • 普通ブロックか、化粧ブロックや型枠ブロックか
  • 基礎の大きさや鉄筋の量
  • 既存のブロック塀の撤去・処分が必要か
  • 土留めの場合は、高低差の大きさや土の状態、排水の処理
  • 重機や車両が入れる現場かどうか

見積もりを比べるときは、総額だけでなく「何段積むのか」「基礎や鉄筋はどうなっているか」まで確認しましょう。

外構でブロックが使われる場所と役割

外構でブロックが使われる場所は、大きく分けて次の4つです。それぞれ求められる役割が違うため、まずは自分の家でどの工事が必要なのかを整理しておきましょう。

境界ブロック(フェンスの基礎)

隣地や道路との境界に沿って、ブロックを1〜3段ほど積む工事です。敷地の境目をはっきりさせるとともに、フェンスを立てる土台にもなります。新築外構では、境界ブロックの上にアルミや樹脂のフェンスを組み合わせるつくりがよく選ばれています。

ブロック塀

ブロックを高く積み上げて、目隠しや防犯の役割をもたせる塀です。重さがあるぶん丈夫に見えますが、高く積むほど地震のときの倒壊リスクが高まるため、高さや控え壁、鉄筋などの基準を守ってつくる必要があります。

土留め

道路や隣地との間に高低差がある敷地で、土が崩れたり流れ出したりしないように支える工事です。土の重さや雨水を含んだときの圧力を受けるため、塀とは違う、より強い構造が求められます。

花壇・門柱・階段まわり

花壇の立ち上がりや門柱、アプローチの階段の側面などにもブロックが使われます。人目につきやすい場所なので、化粧ブロックや塗り壁で仕上げて、見た目を整えることが多い部分です。

外構ブロックの種類と選び方

外構で使われるブロックには、いくつかの種類があります。用途と見た目、費用のバランスで選びましょう。

種類特徴おもな用途
普通ブロック(コンクリートブロック)灰色の一般的なブロック。安価で施工しやすい境界ブロック、塀、塗り壁の下地
化粧ブロック表面に色や模様、凹凸があり、そのまま仕上げとして見せられる道路から見える塀、門柱、花壇
型枠ブロック中に鉄筋を入れてコンクリートを流し込む、強度を高めたブロック高さのある塀、土留め
間知(けんち)ブロック・コンクリート擁壁土の圧力を支えるための土木用の構造大きな高低差の土留め・擁壁

ブロック1個あたりの材料費は、普通ブロックなら100円台から、化粧ブロックは300〜500円程度と、化粧ブロックのほうが高くなる傾向があります。ただし工事費全体の中では、材料費よりも基礎や職人の手間の割合が大きくなることがほとんどです。道路から見える面だけ化粧ブロックにして、隣地側は普通ブロックにするなど、場所によって使い分けると費用を抑えられます。

低い化粧ブロックの上に横板デザインのフェンスを組み合わせた住宅の境界部分

土留めに塀用のブロックを使うときは要注意

塀用のブロックは、もともと土の圧力を受けることを想定してつくられていません。高低差がある場所で塀用のブロックをそのまま土留めとして積むと、年数がたつうちに土に押されて傾いたり、ひび割れたりすることがあります。土留めには、型枠ブロックやコンクリートの擁壁など、高低差に合った構造を選ぶことが大切です。

ブロックの高さは「段数」で考える

一般的なコンクリートブロックは高さ19cmで、目地(ブロック同士のすき間のモルタル)を含めると1段あたりおよそ20cmになります。境界ブロック2段なら約40cm、3段なら約60cmです。打ち合わせで「何段積みますか」と聞かれたら、この目安で高さをイメージするとよいでしょう。

外構のブロック塀の費用相場

ここからは、ブロック塀の新設・撤去にかかる費用の目安を紹介します。金額は一般的な目安で、実際の費用は高さや長さ、現場の状況によって変わります。

工事の内容費用の目安
ブロック塀の新設1mあたり1万〜3万円程度
既存の塀の撤去・処分1㎡あたり5,000〜1万5,000円程度
土留め(ブロック4段・高さ80cm程度、基礎込み)1mあたり4万円〜

ブロック塀を新しくつくる場合

ブロック塀の新設は、1mあたり1万〜3万円程度が目安です。段数が増えるほど材料と手間が増え、高さによっては控え壁や大きな基礎も必要になるため、費用が上がります。化粧ブロックを使ったり、塀の表面を塗り壁で仕上げたりする場合も、そのぶん費用が加わります。

古いブロック塀を撤去・つくり替える場合

既存のブロック塀の撤去費用は、1㎡あたり5,000〜1万5,000円程度が目安です。撤去費には解体の手間と廃材の処分費が含まれます。鉄筋の多い塀や、重機が入れない狭い場所での手作業になる場合は、費用が高くなりやすい点に注意しましょう。

古い塀を撤去したあとは、低い境界ブロックの上にフェンスを立てるつくりに替える方が多く見られます。名古屋市では道路に面したブロック塀の撤去に助成制度があるため、条件に合えば費用の負担を軽くできます(詳しくは後ほど紹介します)。

「低いブロック+フェンス」にするメリット

目隠しのためにブロックを高く積むよりも、ブロックは低めにして上にフェンスを組み合わせるほうが、塀全体が軽くなり、地震のときの倒壊リスクを抑えられます。風が抜けるデザインを選べば圧迫感も少なく、明るい外構になります。フェンス選びのポイントは目隠しフェンスの記事で、フェンス工事の内容はフェンス・目隠しのページで紹介しています。

ブロック塀の安全基準と点検のポイント

2018年の大阪府北部の地震でブロック塀が倒壊した事故を受けて、名古屋市もブロック塀の所有者に日ごろの安全確認を呼びかけています。これから新しくつくる塀はもちろん、今ある塀が基準を満たしているかも確認しておきましょう。

ブロック塀のチェック項目

名古屋市の案内では、ブロック塀について次の項目を点検し、ひとつでも当てはまらなければ危険なので改善するよう求めています。

項目基準
高さ地盤から2.2m以下
厚さ10cm以上(高さ2mを超え2.2m以下の場合は15cm以上)
控え壁(高さ1.2m超の場合)塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの5分の1以上突き出した控え壁がある
基礎コンクリートの基礎がある
傾き・ひび割れ塀に傾きやひび割れがない
鉄筋直径9mm以上の鉄筋が縦横80cm以下の間隔で入っている(専門家に確認)
基礎の根入れ(高さ1.2m超の場合)基礎の高さ35cm以上、根入れ深さ30cm以上(専門家に確認)

控え壁とは、塀を後ろから支えるために直角に出っ張らせた短い壁のことです。高さ1.2mは、ブロックでいえばおよそ6段にあたります。それより高い塀で控え壁がない場合は、注意が必要です。

高さ・厚さ・控え壁・基礎・傾きは外から見て確認できますが、鉄筋や基礎の深さは外からは分かりません。気になる場合は専門家に相談しましょう。詳しくは名古屋市「建築物の既設の塀の安全確認をしましょう」で確認できます。

レンガや鉄筋のないブロックの塀はさらに厳しい

レンガ造や石造、鉄筋の入っていないブロック造の塀(組積造の塀)は、地盤から1.2m以下であること、長さ4m以下ごとに塀の厚さの1.5倍以上突き出した控え壁があることなど、ブロック塀より厳しい基準で確認するよう案内されています。古い大谷石の塀やレンガ塀がある家は、一度状態を見てもらうと安心です。

境界のブロックは隣家と事前に確認する

隣地との境界にブロックを積むときは、境界線のどちら側に積むのか、費用をどう負担するのかを、工事の前に隣家と話し合っておくことが大切です。既存の塀がどちらの所有なのか分からない場合も、撤去やつくり替えの前に確認しておきましょう。

土留め工事とは?擁壁との違いと主な種類

土留め工事とは、高低差のある土地で土が崩れたり流れ出したりするのを防ぐ工事のことです。道路より敷地が高い土地や、隣地との間に段差がある土地では、外構工事と一緒に土留めが必要になることがよくあります。

土留めと擁壁の違い

「土留め」と「擁壁(ようへき)」は似た意味で使われますが、一般的に土留めは土を支える工事そのものを、擁壁は土を支えるためにつくられた壁(構造物)を指します。外構の見積もりでは、低い段差を支える小さなものを「土留め」、高さのある本格的なコンクリートの壁を「擁壁」と呼び分けることが多いです。

外構で使われる土留めの種類

住宅の外構でよく使われる土留めは、次のとおりです。

  • ブロック積みの土留め:数十cm程度の小さな段差に。花壇や駐車場の縁などにも使われます
  • 型枠ブロックの土留め:中に鉄筋とコンクリートを入れて強度を高めたもの。化粧ブロックに近い見た目の商品もあります
  • L型擁壁:鉄筋コンクリートでつくる、断面がL字形の擁壁。高さのある段差に
  • 間知ブロック積み擁壁:斜めに積み上げる土木用のブロック。大きな高低差に使われます

どの方法が適しているかは、高低差の大きさだけでなく、土の状態や水はけ、上に駐車場や建物があるかどうかでも変わります。現地を見て判断してもらうことが欠かせません。

土留め工事の費用相場と高くなるケース

土留め工事の費用は、高低差・長さ・工法によって大きく変わるため、ブロック塀以上に現地での確認が大切です。ここでは目安となる金額と、費用が上がりやすいケースを紹介します。

道路との高低差を型枠ブロックの土留めで支え、水抜き穴を設けた住宅の外構

土留め工事の費用の目安

ブロックを4段(高さ80cm程度)積んで基礎もつくる土留めの場合、1mあたり4万円〜が一般的な目安とされています。全体では30万円〜の工事になることが多く、鉄筋コンクリートの擁壁になると、1㎡あたり数万円〜十数万円ほどかかります。

高低差のある土地では、土留めや擁壁の工事だけで100万円以上の追加費用になることもあります。外構全体の費用の目安は外構工事の費用相場の記事で部位別に紹介していますので、あわせてご覧ください。

土留め工事の費用が高くなりやすいケース

  • 高低差が大きく、L型擁壁などのコンクリート構造が必要
  • 土留めの長さが長い、または敷地をぐるりと囲う必要がある
  • 既存の古い土留めや擁壁を壊してつくり直す
  • 残土の処分や、盛り土・整地が必要
  • 重機が入れず、手作業が中心になる
  • 水はけが悪く、排水の対策が必要

土留めの裏側に雨水がたまると、土の圧力が大きくなって傾きやひび割れの原因になります。大雨のときにも水が抜けるよう、水抜き穴や排水の計画まで含めて考えることが大切です。

高さ2mを超える擁壁は確認申請が必要

高さが2mを超える擁壁は、建築基準法で工作物として扱われ、建築確認申請が必要になります。設計や申請の手間がかかるぶん、費用も工期も大きくなります。高低差の大きい土地を購入する前に、土留めや擁壁にどのくらいかかりそうか、外構業者に相談しておくと安心です。

名古屋市のブロック塀等撤去費助成

名古屋市では、地震のときにブロック塀が倒れたり、避難の妨げになったりするのを防ぐため、ブロック塀の撤去費用の一部を助成しています。内容は2026年10月時点で名古屋市の公式サイトに掲載されている情報です。

ブロック塀等撤去費助成(上限10万円)

道路に面した高さ1m以上のブロック塀等を撤去する場合に、撤去費用の2分の1以内(1mあたり6,000円が上限)、最大10万円が助成されます。コンクリートブロックのほか、レンガや大谷石などの塀、門柱も対象ですが、隣地に面する部分は対象外です。

木密地域ブロック塀等撤去助成(上限15万円)

主な木造住宅密集地域では、撤去費用の4分の3以内(1mあたり9,000円が上限)、最大15万円が助成されます。対象地域が決まっているため、名古屋市「木密地域ブロック塀等撤去助成」で対象かどうかを確認しましょう。

助成を使うときの流れと注意点

助成を受けるには、事前相談をしたうえで、工事の契約・着手の前に申請して交付決定を受ける必要があります。交付決定の前に契約すると助成は受けられません。おおまかな流れは次のとおりです。

  • 業者に見積もりを依頼し、助成制度を使う予定であることを伝える
  • 名古屋市に事前相談し、交付申請をする(交付決定まで2週間程度)
  • 交付決定後に工事の契約・着手
  • 工事完了後、期限までに完了実績報告を提出

申請は4月から受け付けていて、同じ年度の2月末までに完了の報告ができる計画が必要です。撤去したあとにフェンスや低いブロックでつくり替える場合も、まずは撤去の助成が使えるか確認しておきましょう。詳しくは名古屋市「ブロック塀等撤去費助成」をご確認ください。

外構のブロック・土留めで失敗しないためのポイント

ブロックや土留めは、一度つくると簡単にはやり直せない工事です。依頼する前に、次のポイントを確認しておきましょう。

現地を見て高低差と水はけを確認してもらう

土留めやブロック塀は、敷地の高低差や地盤、水の流れによって必要な構造が変わります。図面だけで見積もるのではなく、現地で高さを測り、土の状態や排水を確認したうえで提案してくれる業者を選びましょう。

見積もりで基礎・鉄筋・段数を確認する

「ブロック工事 一式」だけの見積もりでは、基礎の大きさや鉄筋の有無、何段積むのかが分かりません。安い見積もりの中には、基礎や鉄筋を簡略にしているものもあります。段数・長さ・基礎・鉄筋・撤去や残土処分の有無まで書かれているかを確認しましょう。

完成後の保証と、相談しやすい体制か

ブロックの傾きやひび割れは、完成してしばらくたってから出てくることもあります。名古屋エクステリアでは、プランナー(現場監督)が直接現地を確認してご要望をうかがい、施工完了まで一貫して担当します。完成後は3年間の瑕疵担保期間を設けており、境界ブロック積み・土留め・整地などの造成工事にも対応しています。

外構のブロック・土留めに関するよくある質問

ブロック塀は何段まで積めますか?

ブロック塀の高さは地盤から2.2m以下が基準です。1段をおよそ20cmとすると、10段程度が上限の目安になります。ただし高さ1.2m(約6段)を超える場合は控え壁や基礎の根入れなどの基準も満たす必要があるため、目隠しが目的なら低いブロックとフェンスを組み合わせる方法も検討しましょう。

今あるブロック塀が危ないかどうか、どう判断すればいいですか?

まずは高さ・厚さ・控え壁・基礎・傾きやひび割れを外から確認しましょう。ひとつでも基準に合わない項目がある場合や判断がつかない場合は、建築士や外構業者などの専門家に相談するのがおすすめです。

土留めはDIYでもできますか?

高さ数十cm程度の花壇の縁などはDIYで取り入れる方もいます。ただし土留めは土の圧力を受ける構造物なので、駐車場まわりや隣地との段差など、崩れると危険な場所は専門業者に任せましょう。

ブロック塀をフェンスに替えるといくらかかりますか?

既存の塀の撤去が1㎡あたり5,000〜1万5,000円程度、新しく境界ブロックとフェンスを設置する費用が別にかかります。フェンスの種類や長さで総額が大きく変わるため、現地調査をしたうえで見積もりを取りましょう。名古屋市で道路に面した塀を撤去する場合は、助成制度が使えることがあります。

高低差がどのくらいあると土留めが必要ですか?

必要かどうかは、高低差だけでなく土の状態や上に何をつくるかによって変わります。数十cmの段差でも、駐車場や通路の横で土が崩れやすい場合は土留めが必要になることがあります。高さが2mを超える擁壁は建築確認申請が必要になるため、早めに相談しておきましょう。

まとめ

外構のブロック工事の費用は、ブロック塀なら1mあたり1万〜3万円程度、土留めなら高さ80cm程度で1mあたり4万円〜が目安です。境界ブロック・ブロック塀・土留めでは求められる構造が違うため、用途に合ったブロックと積み方を選ぶことが大切です。

ブロック塀は高さ2.2m以下、高さ1.2m超なら控え壁や基礎の根入れが必要など、安全のための基準があります。古い塀がある場合は点検し、名古屋市で道路に面した塀を撤去するなら、契約前に助成制度を確認しましょう。

名古屋エクステリアは、名古屋市を中心に愛知県全域で境界ブロック積みや土留め、フェンス工事を手がける外構工事・エクステリアの専門店です。プランナーが直接現地を確認し、平面図とカラーパースで完成イメージをご提案します。現地調査からお見積りまで無料ですので、ブロック塀のつくり替えや高低差のある土地の外構でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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