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庭のDIYでできること・プロに任せること 外構DIYの費用と失敗例を解説
2026.11.2
「庭の雑草をなんとかしたい」「外構の費用を少しでも抑えたい」と考えて、庭や外構のDIYを検討している方は多いのではないでしょうか。ホームセンターや通販で材料や道具がそろう今、自分の手で庭を整えることは決して難しいことではありません。
ただし、外構には自分でできる作業と、安全や法律の面からプロに任せたほうがよい工事があります。この記事では、DIYでできること・プロに任せたほうがよいことを、理由や費用の目安、よくある失敗例とあわせて分かりやすく解説します。下地だけをプロに頼む組み合わせ方も紹介しますので、計画づくりの参考にしてください。

結論からお伝えすると、庭のDIYは、砂利敷きや人工芝、花壇づくりのように失敗してもやり直せる作業から始めるのが成功のコツです。反対に、コンクリートやブロック積み、カーポートのように一度つくると直しにくく、倒壊やけがにつながるおそれのある工事は、プロに任せるのが安心です。
判断に迷ったときは、次の3つを目安にしてみてください。
3つとも問題がなければDIY向き、どれかに当てはまる場合はプロへの依頼を考えるとよいでしょう。全部を自分でやるか全部を業者に頼むかの二択ではなく、「難しい部分はプロ、仕上げは自分」と分けることもできます。
DIYには費用面以外にも魅力がありますが、時間や手間がかかる点は事前に理解しておきましょう。
外構工事の費用は、大きく「材料費」と「人件費(工賃)」に分かれます。工事内容にもよりますが、人件費は全体の3〜5割程度を占めるともいわれ、DIYならこの部分を抑えられます。また、自分のペースで少しずつ手を加えられること、こだわりのデザインにできること、完成したときの達成感や家への愛着が生まれることも、DIYならではの魅力です。
一方で、プロなら数日で終わる作業でも、休日だけで進めると何週間もかかることがあります。砂利や土、レンガなどの材料は重く、運搬だけでもかなりの重労働です。仕上がりがでこぼこになる、すぐに雑草が生えてくるといった失敗をすると、やり直しのために結局業者に頼むことになり、最初から依頼するより費用がかさむこともあります。
ここでは、道具や専門知識が少なくても取り組みやすく、失敗してもやり直しがきく庭のDIYを紹介します。

庭のDIYでいちばん人気があるのが、防草シートを敷いてその上に砂利をのせる雑草対策です。雑草を根から取り除き、地面を平らにならして踏み固めてから、シートをすき間なく敷き、砂利を3〜5cm程度の厚さで敷くのが基本です。シートを省いて砂利だけを敷くと、砂利が土に沈んですぐに雑草が生えてくるため注意しましょう。詳しい敷き方は防草シートと砂利の記事で紹介しています。
人工芝は、子どもやペットが遊ぶ庭に人気です。ロール状のものを切って敷くタイプと、パネルを並べるだけのタイプがあります。人工芝の下にも防草シートを敷き、地面の凸凹をなくしておくことが、きれいに仕上げるポイントです。下地の整地が不十分だと、表面が波打ったり水たまりができたりします。
レンガやブロックを1〜2段並べた小さな花壇は、初心者でも取り組みやすいDIYです。レンガをモルタルで固めずに並べるだけの方法なら、配置を変えたいときにもやり直せます。植える植物は、庭の日当たりや水はけに合わせて選びましょう。花壇の形や素材の選び方は花壇の記事でも詳しく解説しています。
ジョイント式のウッドパネルやタイルパネル、平板(コンクリート製の板)を並べるだけでも、庭の雰囲気は大きく変わります。下地をならして並べるだけなので、本格的なウッドデッキより手軽です。ただし、土の上に直接置くとがたついたり沈んだりしやすいため、砂を敷いて平らにならしてから置きましょう。
配線工事が不要なソーラーライトや電池式のライトなら、地面に挿したり置いたりするだけで夜の庭を演出できます。家庭用コンセント(100V)から配線する照明は電気工事の資格が必要になるため、DIYで取り入れるなら電源工事が要らないタイプを選びましょう。
DIYで抑えられるのは主に人件費で、材料費や道具代はかかります。主な作業の材料費の目安は次のとおりです。
| 作業 | DIYの材料費の目安 | 難しさ |
|---|---|---|
| 防草シート | 1㎡あたり300〜1,000円程度 | やさしい |
| 砂利敷き | 1㎡あたり1,000〜3,000円程度 | やさしい(運搬は重労働) |
| 人工芝 | 1㎡あたり4,000〜8,000円程度 | ふつう |
| 花壇(1m×2m程度) | 5,000〜2万円程度 | ふつう |
| レンガ・タイル敷き | 1㎡あたり5,000〜15,000円程度 | やや難しい |
| ウッドデッキ(キット・約10㎡) | 10万〜30万円程度 | 難しい |
たとえば20㎡の砂利敷きの場合、業者に依頼すると材料費と人件費を合わせて6万〜10万円程度、DIYなら材料費と道具代で3.5万〜6万円程度が目安とされています。約10㎡のウッドデッキは、業者に頼むと50万円以上かかる例もあり、DIYキットを使えば材料費を大きく抑えられる場合があります。
ただし、DIYでは整地用のトンボやタンパー、水平器などの道具代がかかり、材料は計算より1割程度多めに用意するのが一般的です。思わぬ追加費用に備えて、予算には余裕を持たせておきましょう。業者に依頼した場合の工事ごとの費用は、人工芝の記事などのコラムでも紹介しています。
次のような工事は、専門的な知識や道具が必要なうえ、失敗したときの影響が大きいため、プロに任せることをおすすめします。

コンクリートは、生コンが固まり始めるまでの限られた時間で、流し込み・ならし・仕上げを一気に行う必要があります。材料はとても重く、10㎡ほどでも1トンを大きく超えるため、個人で練って運ぶのは現実的ではありません。水勾配(雨水を流すための傾き)や厚み、鉄筋の入れ方を誤ると、ひび割れや水たまりの原因になり、固まった後は簡単に直せません。
ブロック塀は、建築基準法で高さや基礎、鉄筋、控え壁(塀を支える壁)などの基準が定められています。基準を満たさない塀は、地震や強風で倒れて通行人や隣家に被害を与えるおそれがあります。土をせき止める土留めも、土の重さに耐える設計が必要です。花壇程度の低いものを除き、ブロックを積む工事はプロに任せましょう。
なお名古屋市では、道路に面する高さ1m以上のブロック塀等を撤去する費用の一部を補助する制度があります(工事の契約・着手前の申請が必要。補助額や条件は年度により変わる場合があるため、市の窓口で確認してください)。古い塀を撤去してフェンスに替えたい場合は、こうした制度も確認してみましょう。
カーポートやテラス屋根は、柱の基礎をしっかりつくらないと、強風で傾いたり倒れたりする危険があります。製品によっては高所での作業も伴い、建築確認申請が必要になる場合もあります。大きな屋根やウッドデッキ、物置の基礎工事は、構造の安全性に直結するためプロに依頼しましょう。
家庭用電源(100V)を使う屋外照明やコンセントの増設は、電気工事士の資格がなければ行えません。無資格での工事は、漏電や火災の原因になります。立水栓やガーデンシンクの新設も、給排水管の接続や排水先の確認が必要なため、業者に依頼するのが基本です。
隣地との境界にかかるフェンスやブロックは、位置を少し間違えただけでも近隣トラブルにつながります。境界線の確認を含めて、プロと進めたほうが安心です。また、重機が必要な広い範囲の整地や盛り土、大きな木の伐採・抜根も、建物や電線を傷つけるおそれがあるため、DIYには向きません。境界ブロック積みや整地は造成工事として承っています。
外構DIYの失敗は、多くが「下準備の不足」と「無理な計画」から起こります。よくある例を知っておくと、同じ失敗を避けやすくなります。
特に夏の屋外作業は体への負担が大きいため、春や秋の過ごしやすい時期に計画するのがおすすめです。
DIYとプロへの依頼は、うまく組み合わせることで費用と仕上がりのバランスを取ることができます。仕上がりを左右する「下地」や「骨組み」をプロに任せ、目に見える仕上げや植栽を自分で楽しむ方法です。
| プロに任せる部分 | 自分で行う部分 |
|---|---|
| 庭全体の整地・水勾配づくり | 防草シートと砂利敷き、人工芝の施工 |
| 花壇の基礎・土留めのブロック積み | 土づくり、草花や低木の植え付け |
| ウッドデッキの束石・基礎 | 床板の塗装やメンテナンス |
| フェンスの柱の基礎 | 目隠しパネルや植栽での飾りつけ |
| 駐車場・アプローチのコンクリート | 周りの砂利敷きや花壇づくり |
| 屋外コンセント・配線 | ガーデンライトの配置 |
部分ごとにDIYを進めると、後から「ここに配線を通したかった」「花壇の位置をずらしたい」となりがちです。最初に庭全体の完成イメージを決めておくと、DIYとプロの作業をスムーズに分けられます。名古屋エクステリアでは、プランナーが直接ご要望をうかがい、平面図とカラーパースで完成イメージを確認しながら計画できます。「下地だけお願いしたい」「将来DIYしやすいようにしておきたい」といったご相談も、お庭・外構リフォームとしてお気軽にお寄せください。
初めて庭のDIYに取り組む方は、次の流れで進めると失敗を減らせます。

雑誌や写真を参考に、どんな庭にしたいかを家族で話し合います。そのうえで庭の寸法を測り、方眼紙などに簡単な図面を描きましょう。日当たりや水はけ、エアコンの室外機や給湯器の位置、通路として人が通る幅(60cm以上が目安)も書き込んでおくと安心です。
スコップや軍手、メジャー、水平器、トンボ、タンパーなどの基本の道具と、必要な材料をそろえます。材料は計算より1割程度多めに買っておくと、足りなくなる心配がありません。使う機会の少ない大型の道具は、レンタルを利用すると費用を抑えられます。
一度に全部を仕上げようとせず、「今月は建物の裏手の砂利敷き」のように範囲を区切って進めましょう。重い材料の運搬は家族や友人に手伝ってもらい、こまめな休憩と水分補給を心がけてください。
電動工具の音や土ぼこりは、近隣トラブルの原因になります。早朝や夜間の作業は避け、材料を道路に置きっぱなしにしないようにしましょう。大きな音が出る作業をする日は、事前にひと声かけておくと安心です。
防草シートと砂利敷き、または小さな花壇づくりがおすすめです。特別な道具が少なく、失敗してもやり直しやすい作業です。最初は建物の裏手など、狭い範囲から始めてみましょう。
工事内容によりますが、外構費用のうち人件費は3〜5割程度ともいわれ、DIYならこの分を抑えられます。ただし、道具代がかかることや、失敗したときのやり直し費用も含めて考えることが大切です。
1〜2段程度の低い花壇なら、DIYで取り組む方も多くいます。ただし、土をせき止める高さのある花壇や、境界に面したブロック積みは、倒れたときの危険が大きいためプロに依頼しましょう。
できます。ただし、DIYした部分の下地が不十分だと、やり直しが必要になる場合があります。途中から依頼する可能性があるなら、作業を始める前に業者に相談し、どこまで自分で行うかを決めておくとスムーズです。
気温が穏やかな春や秋がおすすめです。夏は熱中症のリスクが高く、冬は地面が凍ったりモルタルが固まりにくかったりすることがあります。梅雨の時期は雨で作業が中断しやすい点にも注意しましょう。
庭や外構のDIYは、防草シートと砂利敷き、人工芝、花壇づくり、置くだけのウッドパネルなど、失敗してもやり直せる作業から始めるのが基本です。一方で、コンクリートやブロック積み、カーポート、電気・水道工事、境界まわりの工事は、安全や法律に関わるため、プロに任せることをおすすめします。
すべてを自分で行う必要はありません。整地や基礎などの下地はプロに任せ、仕上げや植栽を自分で楽しむという組み合わせ方なら、費用を抑えながら長く安心して使える庭をつくれます。
名古屋エクステリアは、名古屋市を中心に愛知県全域でお庭や外構のリフォームを手がける外構工事・エクステリアの専門店です。メンテナンスのしやすさも考えた設計で、DIYと組み合わせた庭づくりもご提案します。現地調査からお見積りまで無料ですので、「どこまで自分でできるか知りたい」という段階からお気軽にご相談ください。
現地調査、お打ち合わせ、デザイン作成、
お見積りまで完全に無料で行っております。
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