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ウッドデッキの費用と選び方 樹脂と天然木の違い・目隠し・後悔しないコツ
2026.10.31
「リビングの外にウッドデッキがあったら、子どもの遊び場や洗濯物干し、休日のくつろぎスペースに使えそう」と考える方は多いのではないでしょうか。一方で、「費用はどのくらい?」「樹脂と天然木はどちらがいいの?」「道路や隣の家からの視線が気にならない?」といった疑問や不安もつきものです。
この記事では、ウッドデッキの費用相場を素材別・広さ別に紹介し、樹脂(人工木)と天然木の違い、目隠しフェンスや屋根などオプションの価格、外構の一部として計画するときに後悔しないポイント、費用を抑えるコツまでわかりやすく解説します。

結論からお伝えすると、ウッドデッキの費用は6畳(約10㎡)で30万〜60万円前後が一つの目安です。素材や広さ、基礎工事の内容、目隠しや屋根などのオプションによって金額は大きく変わります。
素材は大きく分けて、樹脂(人工木)と天然木の2種類です。最近は、腐りにくく塗装の手間がほとんどかからない樹脂のウッドデッキを選ぶ方が多くなっています。木の風合いを重視するなら天然木ですが、定期的なお手入れが必要です。「初期費用」だけでなく「何年使うか」「お手入れにどれだけ手間をかけられるか」まで含めて選ぶことが、後悔しないための基本です。
ウッドデッキとは、庭や建物の外に木材や樹脂の板を床のように張った屋外スペースのことです。リビングの掃き出し窓の高さに合わせてつくることが多く、室内からそのまま外に出られる「もう一つの部屋」のような使い方ができます。
似たものにタイルテラスがあります。タイルテラスはコンクリートの土台にタイルを張ったもので、木の温かみはありませんが、汚れに強くお手入れが簡単なのが特徴です。どちらが合うかは、使い方や家の外観との相性で考えるとよいでしょう。
設置してから「思っていたのと違った」とならないよう、メリットとデメリットの両方を知っておきましょう。
ウッドデッキの一番の魅力は、室内と庭がつながり、暮らしの幅が広がることです。床の高さをリビングにそろえると、窓を開けたときに部屋が外まで続いているように感じられ、開放感が生まれます。土の庭と違って靴を汚さずに外に出られるので、洗濯物干しや子どもの遊び場として毎日使いやすいのもメリットです。
一方で、次のような点には注意が必要です。
これらは、素材選びや目隠しフェンス、屋根、防草シートなどの工夫で軽くできます。計画の段階で対策を一緒に考えておくことが大切です。
ウッドデッキの素材は、樹脂(人工木)、天然木のハードウッド、天然木のソフトウッドの3つに分けて考えるとわかりやすくなります。
| 素材 | 特徴 | 耐用年数の目安 | お手入れ |
|---|---|---|---|
| 樹脂(人工木) | 木粉と樹脂を混ぜた素材。腐りにくく色あせが少ない | 15〜25年程度 | 水拭き・水洗い程度 |
| ハードウッド(天然木) | ウリンやイペなど硬く重い木。耐久性が高い | 15〜20年程度 | 必要に応じて塗装 |
| ソフトウッド(天然木) | 杉やヒノキなど。やわらかく加工しやすく価格が安い | 5〜10年程度 | 定期的な防腐塗装が必要 |
※耐用年数は、設置場所の日当たり・湿気やお手入れの状況によって変わります。

樹脂ウッドデッキは、木の粉と樹脂を混ぜてつくられた人工木材を使ったデッキです。水に強く腐りにくいうえ、色落ちも少ないため、塗装などのお手入れはほとんど必要ありません。木目を再現した商品やカラーの種類も多く、メーカーによってはフェンスや目隠しパネル、ステップなどのパーツも同じシリーズでそろえられます。
注意したいのは、夏場に床面が熱くなりやすいことと、雨の日に滑りやすいことです。カタログだけで決めず、ショールームなどで実物の質感や色を確かめると安心です。
天然木の魅力は、本物の木ならではの風合いと香り、年月とともに深まる味わいです。ハードウッドは硬くて腐りにくく、長く使えるのが特徴です。ソフトウッドは価格が安く加工しやすい反面、腐りやシロアリに弱いため、年1回程度の防腐塗装などのお手入れが欠かせません。
名古屋は夏の暑さが厳しい地域です。名古屋地方気象台のまとめによると、2024年の名古屋の猛暑日(最高気温35℃以上の日)は47日で、平年の15.0日の3倍以上となり、観測史上最多を更新しました(名古屋地方気象台「2024年(令和6年)の東海地方の天候」)。
南向きで一日中日が当たる場所では、素材を問わず床面がかなり熱くなります。はだしで使うことが多いなら、明るめの色を選ぶ、テラス屋根やシェードで日差しをさえぎるといった対策をあわせて検討しましょう。
お手入れの手間を減らしたい、長く安心して使いたいという方には樹脂ウッドデッキがおすすめです。木の風合いを楽しみたく、塗装などのお手入れも苦にならないなら、耐久性の高いハードウッドが向いています。費用をできるだけ抑えたい場合はソフトウッドも選択肢ですが、張り替えまでの期間が短い点は理解しておきましょう。
ここでは、業者に依頼した場合のウッドデッキの価格の目安を紹介します。いずれも複数の解説記事で紹介されている一般的な相場で、実際の金額は敷地の状況や商品によって変わります。
| 素材 | 1㎡あたりの目安 |
|---|---|
| 樹脂(人工木) | 約3万〜7万円 |
| ハードウッド(天然木) | 約5万〜7万円 |
| ソフトウッド(天然木) | 約3万〜6万円 |
樹脂ウッドデッキは、商品のグレードによって価格の幅が大きいのが特徴です。天然木では、ハードウッドのほうがソフトウッドより高くなる傾向があります。
| 広さ | 樹脂(人工木) | ハードウッド | ソフトウッド |
|---|---|---|---|
| 3畳(約5㎡) | 25万〜40万円 | 30万〜45万円 | 20万〜35万円 |
| 6畳(約10㎡) | 35万〜50万円 | 50万〜60万円 | 30万〜40万円 |
| 10畳(約16㎡) | 50万〜70万円 | 70万〜90万円 | 45万〜65万円 |
3畳ほどなら洗濯物干しや腰かけて過ごすスペース、6畳あればテーブルを置いて食事をしたり子どもを遊ばせたりと、使い方が広がります。広さと使い方の関係は、次の章でくわしく紹介します。
ウッドデッキの費用は、主に次の3つで決まります。
このほか、既存のデッキを撤去する場合は1㎡あたり3,000〜8,000円程度、残土の処分や整地が必要な場合はその費用もかかります。見積もりにどこまで含まれているか確認しましょう。外構全体の費用の考え方は外構工事の費用相場の記事でも紹介しています。
初期費用はソフトウッドが一番安くても、塗装や張り替えを含めると、長い目で見て高くつくことがあります。6畳のデッキを20年使った場合の試算では、樹脂は40万〜60万円程度、ハードウッドは70万〜120万円程度、張り替えが必要になるソフトウッドは100万〜200万円程度という例もあります。
天然木の塗装を業者に頼むと1㎡あたり3,000〜6,000円程度かかるため、何年ごとにどのくらいのお手入れ費用がかかるかも考えておくと安心です。
ウッドデッキは、目隠しフェンスや屋根などを組み合わせることで、より快適に使えるようになります。主なオプションの費用目安は次のとおりです。
| オプション | 費用の目安 |
|---|---|
| 目隠しフェンス・手すり | 1mあたり1.5万〜4万円 |
| ポリカーボネート屋根(テラス屋根) | 15万円前後〜 |
| パーゴラ | 15万〜40万円 |
| オーニング(可動式の日よけ) | 手動20万〜40万円、電動30万〜50万円 |
| ステップ(階段) | 1段2万〜5万円 |
| 床下囲い(幕板・格子) | 1間(約1.8m)1万〜2.5万円 |
ウッドデッキの床は地面より高い位置にあるため、デッキに座ったり立ったりしたときの目線も高くなります。そのため、地面に建てた普通の高さのフェンスでは、道路や隣家からの視線を十分にさえぎれないことがあります。デッキの上にフェンスを立てるのか、地面から高めのフェンスを立てるのかは、実際にデッキに立ったときの目線の高さを基準に決めましょう。
すき間のない板張りにすると圧迫感が出たり風が通りにくくなったりするため、すき間のあるルーバータイプなどで、視線はさえぎりつつ光と風を通すデザインがおすすめです。目隠しフェンスの種類や選び方は目隠しフェンスの記事でくわしく解説しています。

ウッドデッキに屋根を付けると、急な雨でも洗濯物がぬれにくくなり、夏の強い日差しもやわらげられます。床面に直接雨や紫外線が当たりにくくなるため、デッキの傷みをおさえる効果も期待できます。一方で、リビングが暗くなったり、開放感が減ったりすることもあるため、屋根の素材(光を通すタイプか遮熱タイプか)や大きさをよく検討しましょう。テラス屋根やガーデンルームについてはガーデンルーム・テラス屋根のページで紹介しています。
デッキから庭へ下りるステップがあると、出入りがしやすくなります。また、デッキの下を板や格子でふさぐ床下囲いを付けると、ごみや落ち葉が入り込みにくくなり、見た目もすっきりします。
ウッドデッキは、建物や庭、フェンスなど外構全体とのバランスで使い勝手が大きく変わります。計画のときに押さえておきたいポイントを紹介します。
「なんとなく」で広さを決めると、「テーブルを置いたら狭かった」「広すぎて庭が使えなくなった」という後悔につながります。洗濯物を干すだけなのか、テーブルセットを置いて食事をしたいのか、子どもやペットを遊ばせたいのかなど、使い方を先に決めましょう。物干しやテーブルを置く場合は、その周りを人が通れる幅も必要です。
デッキの床をリビングの床とほぼ同じ高さにすると、室内から段差なく出入りでき、部屋が広く感じられます。反対に、デッキから庭へは段差が大きくなるため、ステップを付ける位置も一緒に考えておきましょう。小さな子どもや高齢の家族がいる場合は、手すりの有無も検討しておくと安心です。
デッキの下に雨水がたまると、湿気で束柱や床板が傷みやすくなり、天然木ではシロアリの原因にもなります。地面の水はけをよくし、束石の高さや水平をきちんとそろえることが、ウッドデッキを長持ちさせるポイントです。基礎は完成すると見えなくなる部分なので、どのような工法で施工するか見積もりの段階で確認しておきましょう。
デッキの色は、サッシや外壁、玄関ドアの色と合わせると統一感が出ます。また、ウッドデッキだけを単体で考えるのではなく、目隠しフェンス、植栽、照明、立水栓の位置まで含めて庭全体をデザインすると、使いやすく見た目のよい空間になります。新築の場合は、外構計画の早い段階でウッドデッキの位置と大きさを決めておくと、ほかの工事との取り合いもスムーズです。
四角形のシンプルな形は、材料のむだが少なく施工の手間もかからないため、費用を抑えやすくなります。L字型や段差のあるデザイン、建物に合わせた特注の加工は費用が上がる原因です。使い方に必要な広さを見極め、必要以上に広くしないこともポイントです。
ハウスメーカーや工務店経由で依頼すると、仲介の手数料が上乗せされることがあります。外構の専門業者に直接依頼すると、その分の費用を抑えやすくなります。名古屋エクステリアでは、「営業、プランナー、現場監督、職人」と何人も間に入るのではなく、「プランナーから職人」へ直接つなぐ体制をとっており、中間マージンがかからない分をコストカットにつなげています。
見積もりは2〜3社から取り、同じ広さ・素材・オプションの条件で比べるのがおすすめです。
ウッドデッキを駐車場やフェンスなどほかの外構工事と一緒に施工すると、職人の手配や重機・資材の運搬をまとめられ、別々に頼むより効率よく進められることがあります。
業者選びのポイントは外構業者の選び方の記事でもくわしくまとめています。
市販のキットを使ってDIYでウッドデッキをつくる場合、1㎡あたり1万〜3万円程度が目安とされ、業者に頼むより費用を抑えられます。ただし、地面の水平出しや基礎づくりは難しく、仕上がりにゆがみが出たり、早く傷んだりすることもあります。
小さな縁台程度ならDIYも選択肢ですが、リビングの窓に合わせた広めのデッキや、目隠しフェンス・屋根を組み合わせる場合は、外構の専門業者に依頼したほうが安心です。ウッドデッキやタイルテラスの施工についてはウッドデッキ・タイルテラスのページをご覧ください。

塗装などの手間はほとんどかかりませんが、まったくのお手入れ不要ではありません。砂ぼこりや落ち葉、飲み物のしみなどは、ほうきで掃いたり水洗いしたりして、きれいな状態を保ちましょう。
一般的に、樹脂やハードウッドは15〜20年以上、ソフトウッドは5〜10年程度が目安とされています。日当たりや湿気、お手入れの状況によって変わります。
多くの場合、後付けできます。ただし、デッキの構造や設置スペースによっては取り付けが難しいこともあるため、将来付けたい場合は、最初の計画段階で業者に伝えておくと安心です。
木の種類や日当たりによって異なりますが、ソフトウッドは年1回程度の防腐塗装が目安とされています。表面の色あせや水のしみ込み方を見て、早めに塗り直すと長持ちします。
ウッドデッキの費用は、6畳(約10㎡)で30万〜60万円前後が目安です。お手入れの手間を減らして長く使いたいなら樹脂(人工木)、木の風合いを楽しみたいなら天然木のハードウッドが向いています。初期費用だけでなく、20年使ったときのお手入れ費用まで含めて比べると、自分に合った素材を選びやすくなります。
また、目隠しフェンスは床の高さを基準に考える、屋根で夏の日差しや雨に備える、使い方から広さを決める、水はけと基礎をしっかりつくるといったポイントを押さえると、設置後の後悔を防げます。
名古屋エクステリアは、名古屋市を中心に愛知県全域、岐阜県南部、三重県東部で新築外構や外構リフォームを手がける外構工事・エクステリアの専門店です。プランナーが直接ご要望をうかがい、ウッドデッキと目隠しや屋根の組み合わせも平面図とカラーパースでご提案します。現地調査からデザイン作成、お見積りまで無料ですので、ウッドデッキをご検討中の方はお気軽にご相談ください。
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